親をありのままに見て、自由に生きる

こんにちは＾＾ ここのところ3日連続で「本当の自分を生きるセッション」があり、なんだか充実感もひとしお？！のヒーリングルーム中今です。

「本当の自分を生きるセッション」では、「自分自身」に深く向き合い、いつも陥ってしまうパターンを手放し自分らしく生きることを目指します。その過程でインナーチャイルドに取り組むことも多いのですが、その機会のごとに…

 
親が子に及ぼす影響はとても大きい、ということをしみじみ思います。
 
世間一般でもそう思われていることではありますが、その認識以上に大きいです。

親が適切で健全な養育をできなかった場合、子供はやはりそれ相応の傷やアンバランスさを内面に抱えますし、そのために人生を生きづらくなることはとても多いです。

でも、それを「親のせい」と一概に表現することには…　なかなか難しいところもあります。

ひとつには、親が同じ振る舞いをしても、子供によって受け取り方や反応は違う、ということがあります。
子供ひとりひとり、遺伝子や気質・感受性も違うし、魂の転生経験も異なるからです。
（だからといって親が何をしてもいいわけではなく、適切で健全な養育はいつも大切なのですが。）

また、もうひとつには、より根本的な側面として、親にしても、その親から適切で健全な養育を受けられなかっため、傷も負っていて癒えていないし、何が適切で健全かの概念やスキルをよく分かっていない場合も多い、ということがあります。一般的な傾向としてではありますが、世代や年代が上がるほどに「生き抜く」ことそのものに精一杯で心や内面に向き合う発想や余裕が持てなかったという状況もあるかと思います。
 
この根本的な側面を思うとき、「親のせいというならばそれはそうなのだけれど、それを言ってもどうしようもない面もあるよな～…　いわば社会とか人類の問題のような大きい問題や連鎖でもあるよな～…」といった感慨が湧いてきます。

 
インナーチャイルドなど深い癒しのために幼少期の親との関係を振り返ろうとするとき、それが親を責めることのように思え、躊躇したり罪悪感や抵抗感を抱いたりすることも多いものですが…（意識的にも、無意識的にも…）

しかし、目的や意図は、親を責めることではありません。
（例え、実際に、一時的に、親を責める気持ちが湧いてきたとしても。）

ただ、親を、期待するのでもなく、責めるのでもなく、ありのままに見る。

そのことを通じて、自分がどう生きてきたかもありのままに見て、自分を深く知り。
 
そして、自分の傷やアンバランスさを認めて、癒して、自由に生きることが、目的であり意図なのです。


ありのままを見て、望ましくない連鎖があるならば、ただ、そこから抜ける。
連鎖を、自分のところで終わりにする。
自分の人生のために。

その視点や意識がとても大切だと感じています。


（そして、深く見ると…　だれか1人が自分を自由にすることは、自分だけのことに留まらず、周りに響いていくことでもあります。そう、親にさえも。親をありのままにみることは、深く見れば親孝行でもあるのです＊＾＾＊）



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