歓びに満ちた人生を♪ ヒーリングルーム中今の秋野真理子です*^^* スピリチュアルセッションの提供を通じ、真に「自分らしく生きる」お手伝いをしています。
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こんにちは、神さまとあなたのご縁をサポートする中今です^^
今回は本『アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす』の紹介です☆
著者の西尾和美さんは、そのお名前からも分かるように日本人なのですが、現在は米国在住でご活躍され、念に一度だけ日本に帰ってきてワークショップやカウンセリングを実施する-といった過ごし方をされているそうです。サイコセラピスト(心理セラピスト)として35年以上臨床の場で活躍されてきたベテランで、アダルトチルドレンの分野を特に得意とされているそうです。
文章自体は読みやすいと感じました。やはり日本人が日本語で書いたものは読みやすいですし分かりやすいです。以前インナーチャイルド関係として2冊紹介した翻訳モノの本に比べると、この点、夢のようだと思うくらいです(笑)
しかし、内容はかなりハードでした。具体的な事例が何例か上げられているのですが、中には読んでいて苦しくなるほどのものもあります。著者の西尾和美さん自身もこれは最も酷い類になるという性的虐待も取り上げられています。
これだけハードだと人によって好き嫌いがあるのではないかなぁ…?ブログでの紹介はどうしようか…?と思ったりもしましたが、しかし、やはり、この本からヒントを受け取れる方もいらっしゃるのではないだろうかとも思え、ご紹介してみている次第です。
その程度にかかわらず身近な人の不適切で不健全な言動に傷つき本当の自分を見失っていく仕組みは共通していますし、実際にハードな体験をした人もいるかもしれません。
西尾和美さんによると、家族間での性的虐待は一般に思われている以上に多いのだそうです。
日本ではタブー視が強いので表には現われてこないけれども、その強い抑圧の分、性的虐待をされた側は行き所のない深い苦しみの中にいるのだ、と。
性的虐待に限らず、人は辛すぎる出来事の記憶を封印することがあります。
そうした仕組みについても事例を通じてリアルに書かれています。
様々な深い苦しみを抱えたクライアントと接してきたであろう西尾和美さんは、けれど、こう言います。
「心の傷は必ず癒せるものですし、本当の自分の人生を取り戻すのは、人生のどの時点からでもはじめられます。」
また、この本では、「共依存」ついてにも一章を割いて書かれています。
共依存とは、自分と誰かが互いに依存しあっていて、そのことが互いに自分らしく生きることの枷になっているのに、依存があるために離れづらく身動きがとれなくなっている状態です。
例えば、過保護なお母さんは子供の面倒を見ているようでいて、実は子供の存在に依存しています。子供を自分に依存させながら、じつは自分も子供に依存しているのです。
例えば、問題がある親をもった子供は、親や問題の解決のために一生懸命尽くします。そうすることでしか自分の身の安全を確保できないためで、子供は尽くすという形で親に依存します。親も子供に助けてもらうという意味で依存しています。
一般的にイメージされる虐待がないように見えても、こうした形で人の健全な成長やあり方が傷つけられる場合があり、それは決して珍しいことではありません。
この共依存は、ある意味、日本人の得意分野…です^^;
察することを美徳とし、自分よりも人を優先することや譲り合うことを美徳とし…
それはもちろん素晴らしいことですが、何事もバランスを欠くとおかしなことになります。
健全な範囲で察したり譲り合ったりすることは素晴らしいことですが…
その程度が過ぎると共依存が助長されてしまいます。
日本人の素晴らしい面の表裏として共依存のリスクがあるとも、言えるかもしれません。
この共依存の特徴と対策について一章を割いて書かれているのですが、その特徴を一文で現わした22の文章を下に書き出してみます。(全部はとても書ききれないのと、著作権の問題もあるため。)
---------------------
1.共依存の人は自らを犠牲にして相手を助けたり、世話をしたりする
2.共依存の人は相手の行動、感情、考え方、状態、結果を変えようとコントロールする
3.共依存の人は問題や危機が起っているような状況や人間関係に身を置きやすい
4.共依存の人は依存心が強く、一人でやっていけるという自信がない
5.共依存の人は考え方や視野が狭い
6.共依存の人は現実や事実の否定、否認をする
7.共依存の人はコミュニケーション技術に欠ける
8.共依存の人は相手と自分とのパウンダリー(境界線)がはっきりしていない
9.共依存の人は自分のからだから出るメッセージに気がつかない
10.共依存の人は怒りの問題をもっている
11.共依存の人は忍耐強く待つことができない
12.共依存の人は罪の意識によくおそわれる
13.共依存の人はものごとを極端にとらえ、ほどほどにするということができない
14.共依存の人は過去のまちがいから学ぶことができない
15.共依存の人は被害者意識にとりつかれる
16.共依存の人は自分や自分のまわりに害があるのに、波風を立てないようにしようと四苦八苦する
17.共依存の人は愛情としがみつきを取り違える
18.共依存の人は権威者を恐れる
19.共依存の人は理想論、ファンタジー(空想)、社会のおきてにとらわれる
20.共依存の人は相手の気分を敏感に察して、先へ先へと頭を働かせる
21.共依存の人は嘘をつかなくてもよいときに嘘をつく
22.共依存の人は自己の確立ができていない
---------------------
これだけでは分かりづらいとは思うのですが(実際の本ではこれら一つひとつに説明がついていますので)、必要な方にはキーワードとして働くかもしれないとも思い抜粋してみました。
最後に、西尾和美さんがこの本を書いた思いをまえがきから抜粋して、また簡単な目次を、ご紹介いたします。
---------------------
いろいろな精神的な問題を抱えて、生きづらく感じている人たちが、自分がアダルト・チルドレンであることを自覚するようになってきましたが、まだ、どのようにしてその問題を解決していったらよいか、自分を癒すにはどんな方法が有効なのかについては、具体的に紹介されていないように思います(中今注:この本が最初に出たのは1997年-15年以上前です)。この本は、アダルト・チルドレンが自分を癒すためのさまざまな方法を詳しく紹介するものです。また、第7章では機能する家族とはどんな家族なのか、機能する親子関係をどのようにつくりあげていったらよいかを具体的に提示しました。現在は、機能しない家族の問題が大きく取り上げられていますが、「機能する家族」のビジョンがなければ、健全な家族関係をつくるのはむずかしいものです。本書がそうしたビジョンを少しでも指し示すものになることを願っています。
自分を癒すという仕事の後には、自分のよりどころとなる安全な場所を現実につくり、健全な人間関係をつくっていくという仕事が待っています。そして、そうした人々がやがて子どもたちを傷から守ることもできるようになっていくでしょう。自分の傷に閉じこもるのではなく、自分の傷を癒すことがどんなに意味のあることか、ぜひ考えてみてほしいものです。
心の傷は必ず癒せるものですし、本当の自分の人生を取り戻すのは、人生のどの時点からでもはじめられます。本書があなたの人生を少しでも前に進めるために役立つことを願ってやみません。
---------------------
<目次>
まえがき
第1章 自分の人生を取りもどそう
第2章 家族になにが起っていたのか
第3章 心の傷が生み出す病
第4章 アダルト・チルドレンの癒し
第5章 リプロセス・リトリート
第6章 共依存の癒し
第7章 昨日する家族とは
あとがき
---------------------
ピン!ときた方はぜひご覧になってみてください*^^*
※インナーチャイルド関係の過去記事
・インナーチャイルド
・『子どもを生きればおとなになれる インナーアダルトの育て方』
・『インナーチャイルド -本当のあなたを取り戻す方法』
よろしければ中今のホームページにもどうぞ~^^
今回は本『アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす』の紹介です☆
著者の西尾和美さんは、そのお名前からも分かるように日本人なのですが、現在は米国在住でご活躍され、念に一度だけ日本に帰ってきてワークショップやカウンセリングを実施する-といった過ごし方をされているそうです。サイコセラピスト(心理セラピスト)として35年以上臨床の場で活躍されてきたベテランで、アダルトチルドレンの分野を特に得意とされているそうです。
文章自体は読みやすいと感じました。やはり日本人が日本語で書いたものは読みやすいですし分かりやすいです。以前インナーチャイルド関係として2冊紹介した翻訳モノの本に比べると、この点、夢のようだと思うくらいです(笑)
しかし、内容はかなりハードでした。具体的な事例が何例か上げられているのですが、中には読んでいて苦しくなるほどのものもあります。著者の西尾和美さん自身もこれは最も酷い類になるという性的虐待も取り上げられています。
これだけハードだと人によって好き嫌いがあるのではないかなぁ…?ブログでの紹介はどうしようか…?と思ったりもしましたが、しかし、やはり、この本からヒントを受け取れる方もいらっしゃるのではないだろうかとも思え、ご紹介してみている次第です。
その程度にかかわらず身近な人の不適切で不健全な言動に傷つき本当の自分を見失っていく仕組みは共通していますし、実際にハードな体験をした人もいるかもしれません。
西尾和美さんによると、家族間での性的虐待は一般に思われている以上に多いのだそうです。
日本ではタブー視が強いので表には現われてこないけれども、その強い抑圧の分、性的虐待をされた側は行き所のない深い苦しみの中にいるのだ、と。
性的虐待に限らず、人は辛すぎる出来事の記憶を封印することがあります。
そうした仕組みについても事例を通じてリアルに書かれています。
様々な深い苦しみを抱えたクライアントと接してきたであろう西尾和美さんは、けれど、こう言います。
「心の傷は必ず癒せるものですし、本当の自分の人生を取り戻すのは、人生のどの時点からでもはじめられます。」
また、この本では、「共依存」ついてにも一章を割いて書かれています。
共依存とは、自分と誰かが互いに依存しあっていて、そのことが互いに自分らしく生きることの枷になっているのに、依存があるために離れづらく身動きがとれなくなっている状態です。
例えば、過保護なお母さんは子供の面倒を見ているようでいて、実は子供の存在に依存しています。子供を自分に依存させながら、じつは自分も子供に依存しているのです。
例えば、問題がある親をもった子供は、親や問題の解決のために一生懸命尽くします。そうすることでしか自分の身の安全を確保できないためで、子供は尽くすという形で親に依存します。親も子供に助けてもらうという意味で依存しています。
一般的にイメージされる虐待がないように見えても、こうした形で人の健全な成長やあり方が傷つけられる場合があり、それは決して珍しいことではありません。
この共依存は、ある意味、日本人の得意分野…です^^;
察することを美徳とし、自分よりも人を優先することや譲り合うことを美徳とし…
それはもちろん素晴らしいことですが、何事もバランスを欠くとおかしなことになります。
健全な範囲で察したり譲り合ったりすることは素晴らしいことですが…
その程度が過ぎると共依存が助長されてしまいます。
日本人の素晴らしい面の表裏として共依存のリスクがあるとも、言えるかもしれません。
この共依存の特徴と対策について一章を割いて書かれているのですが、その特徴を一文で現わした22の文章を下に書き出してみます。(全部はとても書ききれないのと、著作権の問題もあるため。)
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1.共依存の人は自らを犠牲にして相手を助けたり、世話をしたりする
2.共依存の人は相手の行動、感情、考え方、状態、結果を変えようとコントロールする
3.共依存の人は問題や危機が起っているような状況や人間関係に身を置きやすい
4.共依存の人は依存心が強く、一人でやっていけるという自信がない
5.共依存の人は考え方や視野が狭い
6.共依存の人は現実や事実の否定、否認をする
7.共依存の人はコミュニケーション技術に欠ける
8.共依存の人は相手と自分とのパウンダリー(境界線)がはっきりしていない
9.共依存の人は自分のからだから出るメッセージに気がつかない
10.共依存の人は怒りの問題をもっている
11.共依存の人は忍耐強く待つことができない
12.共依存の人は罪の意識によくおそわれる
13.共依存の人はものごとを極端にとらえ、ほどほどにするということができない
14.共依存の人は過去のまちがいから学ぶことができない
15.共依存の人は被害者意識にとりつかれる
16.共依存の人は自分や自分のまわりに害があるのに、波風を立てないようにしようと四苦八苦する
17.共依存の人は愛情としがみつきを取り違える
18.共依存の人は権威者を恐れる
19.共依存の人は理想論、ファンタジー(空想)、社会のおきてにとらわれる
20.共依存の人は相手の気分を敏感に察して、先へ先へと頭を働かせる
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これだけでは分かりづらいとは思うのですが(実際の本ではこれら一つひとつに説明がついていますので)、必要な方にはキーワードとして働くかもしれないとも思い抜粋してみました。
最後に、西尾和美さんがこの本を書いた思いをまえがきから抜粋して、また簡単な目次を、ご紹介いたします。
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いろいろな精神的な問題を抱えて、生きづらく感じている人たちが、自分がアダルト・チルドレンであることを自覚するようになってきましたが、まだ、どのようにしてその問題を解決していったらよいか、自分を癒すにはどんな方法が有効なのかについては、具体的に紹介されていないように思います(中今注:この本が最初に出たのは1997年-15年以上前です)。この本は、アダルト・チルドレンが自分を癒すためのさまざまな方法を詳しく紹介するものです。また、第7章では機能する家族とはどんな家族なのか、機能する親子関係をどのようにつくりあげていったらよいかを具体的に提示しました。現在は、機能しない家族の問題が大きく取り上げられていますが、「機能する家族」のビジョンがなければ、健全な家族関係をつくるのはむずかしいものです。本書がそうしたビジョンを少しでも指し示すものになることを願っています。
自分を癒すという仕事の後には、自分のよりどころとなる安全な場所を現実につくり、健全な人間関係をつくっていくという仕事が待っています。そして、そうした人々がやがて子どもたちを傷から守ることもできるようになっていくでしょう。自分の傷に閉じこもるのではなく、自分の傷を癒すことがどんなに意味のあることか、ぜひ考えてみてほしいものです。
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