ホタル

こんにちは。ヒーリングルーム中今です＾＾

先日、ホタルをみにいってきました。とってもよかったです☆

これまでホタルをみかけたことはあったものの、ホタルを目的に出かけたのはこれが初めて。
行った先は同じ徳島県内ながら高速道路を使っても1時間少しかかる吉野川市の美郷ほたる館です。
下の写真は入館チケット代わりの入館証で、首に下げてるとその日は出入り自由で、持って帰れます。

美郷ほたる館はのんびりこぢんまりしたいい施設でした。ホタルの生態を知ることができる展示があり、地下2階には絶好のホタル観察スポットが設けられています。県道沿いなのに、うまい場所にうまいこと建設したものだな～！と感じました。
オススメです＾＾v
 
そして、美郷ほたる館で当日申し込めるホタル観察会が、これまた、超オススメです＾＾v
1時間くらいそぞろ歩きをしながらホタルがよく見える場所をめぐる会で素晴らしかったです＊＾＾＊
 
ホタルって人と共存なのだそうです。人が住んでいないところにはいないのだとか。
でも、キレイな川や緑がいるところでないとダメ。人が環境を汚したらいなくなる。

観察会は夜なので風景は暗くて見えないのですが、歩いていると分かるのです、あ～、この川はキレイなんだな～、って。そこにいて気持ちがいいし、水音もキレイ。シルエットだけ見える大きな石さんたちもいい感じ。ホタルをみにいくということは、ホタルが生きられるキレイなところにいくことでもあるのだなぁ…！と実感しました。

ホタルの光をみるフィーリングがまたよかったです。
小さいけれどはっきりして遠くまで届くその光をみると、電気の光とはあきらかに違う感じがします。
なんでだろう？とさらに感じてみると、それは生命そのものの光だから、でした。

ホタルは交尾の相手を見つけるために光ります。オスは空中に飛んでみなで同調しながら明滅し、メスは葉陰や地面で明滅し、出会って、子孫を残します。大自然のリズムや種の生命のリズムのなかで本能の衝動で光っている。固体の命は成虫になって1～2週間の短さだそうです。

たぶん、ホタルはただ生命そのものとして光っています。
人間である私がそれを感じようとしてみるとき、生命の純粋で美しいエネルギーとともに、せっぱつまったような切ないようなフィーリングもやってくるのですが…　それは、エネルギーの特性を感じている部分もあるのかもしれませんし、一人間としてのフィルターも入っているのかもしれません（"切ない"という感じ方自体が人間的なものかもしれないな…？と^^）。

ともあれ、自然のなかで明滅するホタルを見ることは想像以上に素敵な経験でした。
素敵すぎて形容する言葉が出てこず「スゴーイ」「キレ～イ」「わぁ～…！」みたいになってしまい（笑）
そんな単純な言葉を発しながらホタルが明滅するその場を感じていると、不思議な静かさとともに自分のなかが軽くなっていきウレシサも湧いてくるようでした。

そして、ホタル観察会を終えて山から降りていく帰路でのこと、平地の町の灯りが見えてきたとき、人の世も美しいな、と感じる自分に気づきました。これも生命の営みなんだなと。ホタルに会って心が洗われたので、そんなふうに感じられたのかもしれません^m^


今回でかけた美郷ほたる館、下にリンクしておきます。
美郷は「ホタル及びその発生地」として国の天然記念物に指定されています。
こちらでの見頃は6月半ば前まで。あと少しですがタイミングあう方はぜひ＊＾＾＊

美郷ほたる館



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